興士団・朝鮮族学生の歴史歪曲現場踏査 『朝鮮日報』64/08/11



2年で歴史を書き換える暴挙の実態 『朝鮮日報』 2664/08/11
興士団・朝鮮族学生の歴史歪曲現場踏査
 「間もなく到着するのは高朱蒙が首都にしていた五女山城(卒本城)です。高朱蒙は高句麗“政権”の始祖です。高句麗“民族”ではなく…」
 興士団・民族統一運動本部が主催した第7回「韓中青少年親善文化祭」4日目の8日。
 韓国の青少年が初めて接した「中国の高句麗史歪曲」は、中国・桓仁の道路を走る観光バスの中から始まった。目的地の五女山城を数キロ前にし、現地の観光ガイドの説明が始まると、バスに乗っていた青少年たちがざわめき始めた。
 「中国が高句麗を自分たちの歴史だと言い張っていると聞いていたけど、やっぱり…」という声が聞こえてきた。ガイドは更に続けた。
 「私は朝鮮族ですが、中国人です。私は政府の教育通り説明しているのです。もし知っていることと違っていてもそのまま聞いてください」
 ガイドに「なぜ“政権”という言葉を強調するのか」と尋ねると、「高朱蒙は桓仁の土着民(高句麗人)を統治したものの、もともとは高句麗人ではなく、韓半島の扶餘(プヨ)から渡ってきた人」という答えが返ってきた。
 今月5日、中国に到着した韓国の中学、高校、大学生80人余は、瀋陽で現地(中国)の中高生たちとスポーツ交流を持った後、中国国籍の朝鮮族の青少年30人余と共に高句麗文化遺跡を探訪した。
 遼陽では高句麗遺跡の白巖城の城壁を踏査し、桓仁と集安ではユネスコの世界文化遺産に指定された絢爛たる高句麗文化遺産を見て回った。
 現地のガイドの説明に朝鮮族の青少年さえも中学・高校で学んだ内容と違うと指摘した。朝鮮族の大学2年の女子学生は、「私は確かに中国が異民族の高句麗と戦ったと習いました。どうして2年間で歴史が変わってしまうのか面食らうばかりです」と話した。
 同行した朝鮮族出身の中国の中学校の女性教師も「私の中国人の友人も高句麗の話が出ると、私に『あなたの祖先の話だよ』と言うのに…」と話した。
 高句麗の2番目の首都「国内城」のあった集安市のホテルと公共の建物は、「民族の優秀な文化を広め、中華古文明を再び復興させよう」と書かれた赤い垂れ幕を幾つもかけて訪問客を迎えた。
 広開土王碑や将軍塚、ファンド山城などの高句麗遺跡地にある売店は、吉林省の人民出版社から出版された「中国高句麗史」を販売していた。1万1000点余の高句麗遺物を所蔵し、「高句麗博物館」と呼ばれる集安市歴史博物館の入り口にある碑石には、「高句麗は…中国北東を支配した少数民族政権のひとつ」と書かれていた。
 高句麗は中国の従属国だったと公報する目的で展示されている「冊封・朝貢過程に関する高句麗史年表」には、「420年中国が長寿王を大将軍に封じた」と記述されていた。朝鮮族青少年は記者らに「中国人案内員は中国人観光客に『ここの高句麗遺跡は、韓国が主張する高句麗とは異なる存在』と説明している」と話した。
 中国側が高句麗遺跡に人工的に手を加えた痕跡もあった。四角い石で築かれた国内城の城壁の中には“2003”という年度表示のある石が混ざっていた。
 案内要員は「城壁が中日戦当時大きく毀損されたうえ、地元の住民たちがむやみに石を引き抜いて自宅に持って行った」とし、「昨年復元工事をした際、元の姿を復元するために人工的に石を挟み込んだ」と説明した。
 韓中青少年文化祭の梁永斗(ヤン・ヨンドゥ)準備委員長は「復元工事をする前は10以上の高句麗古墳があった」とし、「しかし今年公開された時は大きい古墳が5つ余しか残っておらず、残りはなくしたのが分かる」と話した。
 今回の遺跡踏査に参加した青少年たちは「中国による高句麗史歪曲の実状を目の当たりにし、民族の同質性を確認するきっかけになった」と口を揃えた。ある朝鮮族の女子学生は「これまで自分の祖先の歴史についてあまりにも知らなかったと感じた」と話した。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/11/20040811000003.html
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 文中、中共領内朝鮮族の学生が訝るように「どうして2年間で歴史が変わってしまうのか」理解に苦しむが、このような暴挙がまかり通るのが支那・中共だ。中共は本来韓民族の土地である一角を「朝鮮族自治区」として奪い、その歴史さえ歪曲して傲然、恥じるところがない。その支那・中共が虎視眈々と狙っているのが尖閣諸島をはじめとした南西諸島であり、公式見解ではないものの、沖縄は支那領だと主張する勢力すら存在している。
 支那を訪れた友人の話にれば、普通の支那人が平然として「我が国で一番大きい島は台湾島」と答えたという。他国、他民族を歴史歪曲してまで全て簒奪しようとする覇権主義に東アジア諸民族・国家は連携して向き合っていくべきであろう。
 何しろ「2年で歴史を書き換えてしまう国」なのだから。




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(C)東亞民報社 2664 Toua Minpou
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