高句麗帰属問題 韓国、中国に“抗議” 歴史紛争、外交問題へ発展/産経


支那の韓国史捏造、外交問題に 『産経新聞』2664/08/07
高句麗帰属問題 韓国、中国に“抗議” 歴史紛争、外交問題へ発展
【ソウル=黒田勝弘】東アジアの古代国家・高句麗(こうくり)の歴史はどこに属するか−。韓国と中国の“歴史紛争”は、韓国政府が中国政府に対し「韓国の歴史」であることを認めるよう要求したことで外交問題に発展しつつある。韓国は六日、外務省を中心に政府対策協議会を開き、中国に対し「深刻な憂慮」を表明するとともに、訪中した外務省アジア局長を通じても強い遺憾の意を伝えた。
 韓国外務省はこの問題をこれまで文化外交局が担当してきたがアジア局に移し、政治・外交問題とし対処する姿勢に変わった。韓国政府は当初は学術問題として比較的冷静な態度だったが、国内でマスコミをはじめ世論の中国批判が高まる一方、中国側では中朝国境地帯の高句麗遺跡などで「中国史への編入」作業が活発化していることが明らかになり、事態を放置できなくなった。
 韓国外務省はその背景について「高句麗の歴史はわが民族のルーツであり、民族の基本にかかわる重大な事柄。中国政府が善隣友好の精神に立ち歴史歪曲(わいきょく)を直ちに中断するよう、深い関心をもってその態度を注視している」(五日、申鳳吉・外務省スポークスマン)としている。
 すでに韓国マスコミは「対中投資の再検討や観光・文化交流規制も」などと対中強硬策をあおっており、国会では六日、「高句麗史歪曲はわれわれの歴史主権に対する明らかな侵害」とする与野党共同の中国非難決議案が提出された。政府を含め北朝鮮との共同行動案も取りざたされている。
 韓国政府が外交問題として中国政府に是正を要求するきっかけになったのは、中国外務省のホームページ資料の韓国史に高句麗の歴史が含まれていないことが判明したため。韓国政府の抗議を受けた中国政府は、韓国側の「高句麗史復活の要求」を無視したまま問題の古代史部分の全体を削除してしまった。中国としては非難をかわすため問題部分をはずしたものだが、韓国側は「ごまかしだ」として逆に反発を強めている。
 韓中の“歴史紛争”は昨年夏、中国社会科学院傘下の歴史研究組織が高句麗の歴史を「中国の地方史」と位置付ける大掛かりな「東北工程(プロジェクト)」を推進していることが韓国に伝わり大騒ぎとなった。
 高句麗は紀元前後から七世紀にかけ、朝鮮半島北部から中国大陸(旧満州)にかけて存在した朝鮮族の国家とされる。しかし中国は現在の領土を基準にその領域内の歴史を「中国史」とし、辺境民族の歴史的な独自性を否定する動きを見せている。このため韓国では「中国による歴史侵略」「歴史覇権主義」などと非難を高め、逆に現在の中朝国境地帯の朝鮮族自治州などを「中国に奪われた領土」として“奪還”を主張する声さえ出ている。
http://www.sankei.co.jp/news/040807/morning/07iti002.htm
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 最終段、朝鮮族自治区の奪還、これこそ韓半島統一後の問題として浮上する問題であろうと編集子が以前より指摘してきたことであるが、やはり問題化した。
 今回の韓国の怒りは正当なものだ。支那による歴史改竄・捏造でどれほどの民族が被害を受けてきたことか。西域、チベット、台湾だけではない。満州、そして中共領内朝鮮もまた同じなのだ。そもそもが東北三省といわれる満州地域、ここだって歴史的に見て支那の領土である筈がない。
 韓国は愚劣な反日政策を捨て、今こそ日韓が相携えて支那の覇権主義と向き合うべきである。


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(C)東亞民報社 2664 Toua Minpou
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