東亜民報



これで主権国家か! 米軍ヘリ大学構内に墜落炎上 『沖縄タイムス』 2664/08/14
米軍ヘリ、沖国大に墜落/本館に接触、炎上
 十三日午後二時十五分ごろ、宜野湾市宜野湾の沖縄国際大学の一号館本館に米海兵隊ハワイ所属の大型輸送ヘリコプターCH53D一機が接触、学内の敷地に墜落し、炎上した。米軍人の乗組員三人のうち一人が重傷、二人が軽いけがをし、北谷町の海軍病院に運ばれた。民間人にけが人はいない。県警によると、事故当時ヘリが接触した一号館には職員が約二十人いたが危険を感じて逃げ、全員無事だった。事故後、現場周辺は米軍によって立ち入りが厳しく規制された。伊波洋一宜野湾市長や県の比嘉茂政副知事も一時、現場確認を拒否され、騒然とした。
 県警は十三日、航空危険の疑いで墜落現場の検証令状をとった。十四日午前、キャンプ・フォスターの在沖海兵隊基地憲兵隊に現場検証への同意を求める。
 県警によると、日米地位協定の合意議事録に基づき、米軍の財産を調べるためには米軍の同意・嘱託が必要。県警は現場で憲兵隊に実況見分を申し入れたが「機体の熱が冷めず、危険である」などとの理由で止められた。県警幹部は「現時点で日米地位協定をたてに断られたとはとらえていない」と話している。
 米軍は事故原因について「機体に不具合があったことは間違いないが、詳しい事故原因は調査中である」とコメントしている。
 現場付近の住民が、墜落の直前、バランスを崩したヘリから尾翼がもげ落ちるのを目撃。同市我如古の中部商業高校や、沖縄国際大学のグラウンド上空を機首を傾け不安定に下降するヘリを見たとの情報もある。
 宜野湾市は、米軍事故では初めてとなる災害対策本部を設置。対応に追われている。
 消火活動後、米軍の指揮下で調査、規制が行われた。
 宜野湾市消防によると、現場には救急車三台とポンプ車五台など計十一台、二十七人が出動。消火活動に米軍の消防隊が加わり、午後三時八分に火を消し止めた。
 ヘリは全焼。一号館の壁は黒焦げになり、目撃者によると墜落したヘリからは大きな炎とともに激しい黒煙があり、辺りはガソリンやゴムを焼いたようなにおいが漂った。県警や米軍関係者が現場を立ち入り禁止にする中、学内は逃げ惑う学生らで混乱した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200408141300.html#no_1
-------------------------------------------------------------------------------
 墜落地域は大学構内、小学校も近くスクールゾーンであり、住宅地に近接しており、大惨事を免れたことはまさに奇跡的。米国に問いたい。問い詰めたい。貴様らは自国でも住民の上で軍事演習をするのかと。マサチューセッツの上空を軍事演習で飛べるのかと。
 出来ないであろう。にもかかわらず沖国大の上空ならば出来るのが、米国の本性だ。日本人を馬鹿にしきっているとしか思えない。これは、同盟国の駐留などと位置づけられるものではない。植民地駐屯軍だ。外国軍が傍若無人に市街地上空で軍事演習を行い、起きた事故の結果、消防は、積載物が何だか判らぬ恐怖の中、消火活動を迫られ、学生・職員は逃げ惑う。これが、主権国家のあるべき姿か! 主権国家として許されざるべき問題である。


第一面に戻る


(C)東亞民報社 2664 Toua Minpou
情報提供はコチラ









【お買い物なら楽天市場!】 【話題の商品がなんでも揃う!】 【無料掲示板&ブログ】 【レンタルサーバー】
【AT-LINK 専用サーバ・サービス】 【ディックの30日間無利息キャッシング】 【1日5分の英会話】